生活科学研究科 Graduate School of Human Life and Ecology

※設置認可申請中

学びの 特長

食栄養、居住環境、福祉・心理を基礎概念とする「食栄養学分野」、「居住環境学分野」、「総合福祉・臨床心理学分野」の3分野を設置し、高度な専門性を有する研究者や専門家を養成するとともに、従来の枠組みを超えた現代社会の生活課題を対象とする先進的な学際研究を推進します。

  • 食栄養学分野…食栄養学コース
  • 居住環境学分野…居住環境学コース
  • 総合福祉・臨床心理学分野…総合福祉科学コース、臨床心理学コース

生活科学専攻 入学定員

博士前期課程 博士後期課程
58名 10名

※定員は予定

養成する人材像

博士前期課程

食栄養学、居住環境学、総合福祉・臨床心理学という生活に関する3分野を研究対象とする学際的な教育研究を行います。現代社会の人間生活を取り巻く諸事象の研究成果を体系的に修得し、新たな観点や創造性豊かな感性によって自ら課題を見出して探求することのできる研究者や専門家を養成します。

博士後期課程

博士前期課程と同様に、食栄養学、居住環境学、総合福祉・臨床心理学という生活に関する3分野を研究対象とする学際的な教育研究を行います。現代社会の人間生活を取り巻く諸事象に対して、新たな観点や創造性豊かな感性によって自ら課題を見出して探求し、未踏の研究領域を開拓して世界で活躍することのできる研究者や専門家を養成します。

食栄養学分野

ライフスタイルの急激な変化により、食生活をとりまく環境もこれまで以上に複雑多岐にわたっています。本分野は、「専門基礎領域」と「専門応用領域」の2つの領域で構成します。専門基礎領域では、食や食品の安心・安全性を確保するとともに、その特性や嗜好性から生体調節機能に関わるさまざまな因子を科学的に解明し、食を介した健康増進の基盤になる教育研究を実施します。専門応用領域では、専門基礎知識を総合活用し、医療現場における患者個々人の栄養管理から学童や成人、高齢者に対して有用な栄養教育の実施あるいは社会集団全体の健康レベル向上のための調査・研究等、実践的な研究活動を通じて食・健康上の課題解決を図ります。

居住環境学分野

人間生活の基盤である居住環境に関する現代社会の諸問題に対して、自然科学から人文社会科学にわたる居住環境学の学際研究により、新たな解決策を解明します。創造性豊かな感性や新たな時代の価値観により居住環境を取り巻く社会の課題を自ら見出し、探求することのできる専門家を養成します。建築士事務所等で建築物の設計や工事監理の実践的な能力を培う実務実習を行う科目(インターンシップ科目)などを修得することにより、所定の年数が建築士免許登録要件の実務経験として認められます。

総合福祉・臨床心理学分野

総合福祉科学コース

21世紀の社会で新たに生じる生活問題に対応するため、新たな福祉システムの原理と構造の解明を行うとともに、そのシステム構築に必要な方法の開発に関する教育研究を行います。生活全体を視野に入れ、関連諸科学の知識と技術を用いて援助を行う専門職、地域社会の資源の開発、調整、分配を行う行政の福祉関連部門スペシャリスト、先駆的な社会福祉事業を開発・展開する社会的企業に携わる人材を養成します。

臨床心理学コース

実生活における心身に関する問題について臨床心理学的観点から解明を行うとともに、ライフサイクルを意識した教育研究を行います。臨床心理学分野における高度な専門知識、臨床心理分野における技能並びに基礎的な素養、臨床心理学分野の発展に貢献し、他の領域にも応用展開できる能力など、人間の心理・身体・生活に関する幅広い知識や技術を修得した専門職を養成します。

分野 研究テーマ 教員名
食栄養学分野 「食中毒・病原性微生物、環境微生物、発酵微生物のゲノム解析および比較研究」 和田 崇之 教授
「発酵食品による健康増進作用の研究」 叶内 宏明 准教授
「脂溶性ビタミンの臨床的意義と適正量の研究」 桒原 晶子 准教授
「若年世代のダイエット行動・ボディイメージに関わる要因探索と予防教育の実践」 早見 直美 講師
居住環境学分野 「居住空間および建築ストックの活用デザインの研究」 小池 志保子 准教授
「ミスト噴霧を省エネルギー空調方式として使用に関する研究」 ファーナム クレイグ 准教授
「ウォーカビリティに着目した居住環境のデザイン研究」 加登 遼 助教
「木造建築の構造性能に関する研究」 岡本 滋史 講師
総合福祉・臨床心理学分野 「非認知症高齢精神障害者の在宅生活を支える福祉と医療の連携モデル開発と有効性の検証」 大西 次郎 教授
「回想法による認知症高齢者とその家族への臨床心理学的支援」 篠田 美紀 准教授
「周産期医療における臨床心理学的支援」 長濱 輝代 准教授
「施設コンフリクトの全国悉皆調査による実態経年比較分析とマネジメント手法の構築」 野村 恭代 准教授

学位

博士前期課程 博士後期課程
修士(学術) 博士(学術)

標準修業年限

博士前期課程:2年
博士後期課程:3年

取得可能資格(予定)

  • 中学校教諭専修免許状・高等学校教諭専修免許状(家庭)※1
  • 栄養教諭専修免許状※1
  • 一級建築士<受験資格>※2
  • 公認心理師<受験資格>※3
  • ※1 一種免許状を取得し、修了要件単位に含まれる科目のほか、大学が独自に設定する科目の履修が必要です。
    (申請中)ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。
  • ※2 受験資格取得には大学等で所定の科目を修得して卒業する必要があります。
    指定科目の単位取得により所定の年数が免許登録要件の実務経験として認められます。
  • ※3 受験資格取得には大学等で所定の科目を修得して卒業する必要があります。

“人”を研究対象に、新たな知識を切り拓く

人間が過ごしていく上でなくてはならない衣食住に特化し、さらに人を研究対象とすることで、単に自分が知らなかった物事の知識が増えるだけでなく、そこから新しい物事を発見することができるという研究の魅力を追求したいと考え、本学大学院に進学しました。総合大学として、いろいろな学内イベントを通じて、他分野を学ぶ方と交流を深めることができるのも大きな魅力です。現在は建築材料の色彩や光沢について、機械で測定することができる値と、人間の感覚との定量的な関係を明らかにするという産業応用をめざした研究に取り組んでいます。

大阪市立大学大学院 生活科学研究科 生活科学専攻 後期博士課程3年
(2020年12月現在)
磯見 麻衣 さん

大阪府/大阪市/堺市/守口市/兵庫県/奈良市/森永乳業/アサヒビール/積水ハウス/パナソニック/竹中工務店/鹿島建設/大林組/西日本旅客鉄道/大和ハウス工業/NTTファシリティーズ/リクシル/新菱冷熱工業/旭松食品/地方衛生研究所(大阪健康安全基盤研究所、神戸市環境保健研究所)/アヲハタ/富士産業/植田製油/ゼンショーホールディングス/日本ハムファクトリー/不二家/大阪大学医学部附属病院/姫路聖マリア病院/タナカ理研/学校法人西大和学園 大和大学/公立大学法人大阪

食栄養学分野

2022年度から2024年度まで所属研究室に応じて杉本キャンパス・羽曳野キャンパス、2025年度から森之宮キャンパスに移転予定

居住環境学分野、総合福祉・臨床心理学分野

杉本キャンパス

※新大学の組織・カリキュラム・取得可能な免許・資格等は設置認可申請中のため予定であり、今後変更の可能性があります。