看護学研究科 Graduate School of Nursing

学びの 特長

高度先進医療の推進や大阪の健康長寿社会を支えるヘルスケアサポート人材の養成、保健・医療・福祉における革新的な研究の発信をめざします。
1.人々の健康とQOL を守り、 2.保健医療福祉に寄与することをめざし、 3.科学的、創造性、学際的視点に基づく研究力を培い、 4.高度な専門知識と技術に基づく自律的、創造的な実践力を備えた人材を養成します。

看護学専攻 入学定員

先進ケア科学領域 / 実践看護科学領域

博士前期課程 博士後期課程
50名 10名

※定員は予定

養成する人材像

博士前期課程

人間の存在と生命の尊厳を深く理解し、広い視野に立ち、精深なる学識を深め、高い倫理観を持った変革者、リーダーとしての実践的能力、研究的能力を有する人材を養成します。

博士後期課程

豊かな学識を有し、看護学分野において学術的研究を推進し、その深奥を究め、高い倫理観を持ち自立して研究活動を行い、看護学の知の創造に貢献できる能力を有する人材を養成します。

看護学研究科の特色

博士前期課程

研究者としての基盤を学修する修士論文コースと高度実践看護者(専門看護師)、看護管理実践者、看護教育者などの卓越した能力を学修する実践看護研究コースを設定することによって、研究者と高度実践者を養成します。また、博士前期課程の修士論文コースにおいて、2023年度入学生からは高度な実践力、研究力を有する助産師養成課程を、2025年度からは保健師課程を開設予定です。

博士後期課程

看護に関する研究を科学的な視点から自立して推進し、研究成果を社会実装化することを視野に入れ、看護科学を学際的に創出し、グローバルに発信できる能力を養うための教育を行います。

博士前期課程

1. 修士論文コース

保健医療福祉や看護を含むケアの課題を科学的視点および学際的視点で追求し、エビデンスの構築、実装化を志向し、研究成果を発信できる人材を養成するための科目を配置します。

先進ケア科学領域

先進ケア科学領域は、ケアシステム科学分野、生体行動ケア科学分野の2分野を配置し、それぞれ以下の学修ができます。

ケアシステム科学分野 ヒューマンケア科学、療養ケア科学、子ども・家族ケア科学、地域包括ケア科学、ヘルスプロモーションケア科学
生体行動ケア科学分野 がん包括ケア科学、高齢者生活行動ケア科学、ウィメンズヘルスケア科学、精神行動ケア科学、健康支援基礎科学
実践看護科学領域

実践看護科学領域は、基礎看護科学分野、家族看護科学分野、生活支援看護科学分野、療養支援看護科学分野の4分野を配置し、それぞれ以下の学修ができます。

基礎看護科学分野 看護技術学、看護情報学、看護管理学、看護教育学
家族支援看護科学分野 母性看護・助産学、家族看護学、小児看護学
生活支援看護科学分野 地域看護学、精神看護学、老年看護学、在宅看護学
療養支援看護科学分野 急性看護学、慢性看護学、がん看護学、感染看護学

2. 実践看護研究コース

実践看護科学領域では高度実践看護者、看護教育者、看護管理実践者を養成します。看護に関わる課題解決につながるエビデンスを構築し、実装化を志向できる研究ができ、高い倫理観を持ち、看護に関わる現象を分析し、チーム医療において社会を変革できる実践者を養成するために必要な科目を配置します。
高度実践看護者(専門看護師/Certified Nurse Specialist:CNS)の養成は、3分野において行い、9つの専門看護師分野における高度な知識を身に付け、実践力・変革力を修得できます。看護教育者、看護管理実践者の養成は基礎看護科学分野で行います。

基礎看護科学分野 看護教育者、看護管理実践者
生活支援看護科学分野 精神看護CNS、老人看護CNS、在宅看護CNS
家族看護科学分野 家族支援CNS、小児看護CNS
療養支援看護科学分野 急性・重症患者看護CNS、慢性疾患看護CNS、がん看護CNS、感染症看護CNS
助産師および保健師

博士前期課程の修士論文コースにおいて、2023年度入学生からは高度な実践力、研究力を有する助産師養成課程を、2025年度からは保健師課程を開設予定です。

博士後期課程

保健・医療・福祉における研究を科学的な視点から自立して推進し、グローバルに発信するとともに、看護におけるエビデンスを構築し、その社会実装をめざす人材を養成するために必要な科目を先進ケア科学領域、実践看護科学領域の2領域14分野に配置します。

研究テーマ 教員名
「高齢者のフレイル、介護予防、地域包括ケアシステム、地域見守りに関する研究」 河野 あゆみ 教授
「がん看護学、急性期看護学、災害看護学」 作田 裕美 教授
「診療所における効果的・効率的な感染対策に関する研究」 佐藤 淑子 教授
「周産期の育児支援に関する研究、流産を経験した女性・不妊症女性への看護に関する研究」 玉上 麻美 教授
「育児期女性の経年的QOL評価と育児支援に関する研究」 都筑 千景 教授
「統合失調症をもつ当事者のための心理教育、精神障害者の地域生活支援、プログラム評価」 松田 光信 教授
「糖尿病重症化予防のための労働関連因子の解明を目指す大規模職域コホート研究」 森本 明子 教授
「プレコンセプションケアへの支援、月経とストレスマネージメント、妊婦の身体活動に関する研究」 渡邊 香織 教授

学位

博士前期課程 博士後期課程
修士(看護学) 博士(看護学)

標準修業年限

博士前期課程:2年
博士後期課程:3年

取得可能資格(予定)

  • 専門看護師認定審査受審資格
  • 助産師国家試験受験資格(2023年度入学生以降)
  • 保健師国家試験受験資格(2025年度入学生以降)

多様な視点から、看護観を見つめ直す

クリティカルケア領域における患者や家族が抱える複雑さや解決できない困難さに対して臨床判断力を高め、倫理的実践力を培うために進学を決意し、講義や実習で修了生の実体験から専門看護師の役割について学ぶ機会が多い本学大学院を選択しました。学生生活では、同期の仲間との交流を通じて自己の看護観を見つめ直し、海外講師の招聘講演や海外交流プログラムへの参加を通して異文化看護に触れることでグローバルな視点も養うことができました。また、実習を通じて理論と実践を統合させながら専門看護師としての資質や能力を開発し、研究では関心のある看護現象について、概念分析を行いながら日々学びを深めています。

大阪府立大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 療養支援看護学領域 急性看護学分野 CNSコース 博士前期課程修了
(2021年3月修了)
岡本 武士 さん

医療機関(大阪府内および全国の病院)/教育機関(大阪府内および全国の大学、看護学校等)/行政機関(大阪府および府内市町村、全国の保健所等)

2022年度から2024年度は所属研究室に応じて阿倍野キャンパス・羽曳野キャンパスを利用、2025年度から阿倍野キャンパスに集約予定

※新大学の取得可能な免許・資格等は予定であり、今後変更の可能性があります。