理事長メッセージ

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公立大学法人大阪理事長の福島でございます。

大阪公立大学は、2022年の開学以来、12学部・学域、15研究科を有する全国有数の総合大学として、その「総合知」を最大限に活かし、大阪の成長と発展に貢献しつつ、大阪から世界へとグローバルに飛躍する大学を目指して歩みを進めてまいりました。2024年度から2025年度当初にかけては中百舌鳥キャンパスに工学部新棟、杉本キャンパスに理学部新棟、阿倍野キャンパスに看護学部新棟が完成し、教育・研究環境のさらなる充実を図っております。またおかげさまで、本学は開学以来、4年連続で国公立大学の中で最も多くの志願者数をいただいており、心より感謝申し上げます。

2025年度は、本学にとっていくつもの節目の年となります。大阪公立大学1期生の卒業、そして「第2期中期計画」(2025年4月1日~2031年3月31日)のスタート。さらに9月には森之宮キャンパス(1期)がいよいよ開設されます。森之宮キャンパスは「知の森」をコンセプトとし、未来を育みスマートシティを牽引する知の拠点。地域と共生する次世代型都心キャンパスとして、森之宮の地で新たな歴史を刻み始めます。

また第2期中期計画では、「国際力の強化」「産学官民の連携・共創」「教育・研究組織の再編・整備」など、より実践的かつ戦略的な取組を進めてまいります。有する資源を最大限に活かして、教育と研究の両輪で、大阪の成長・発展に貢献するとともに、「総合知」で未来社会を創生する大学となることを目指していきます。

引き続き「対話と挑戦」をモットーに教職員一丸となり、様々なステークホルダーと共に、大阪公立大学を大阪、日本、世界のwell-beingに資し、持続可能な社会や暮らしに寄与する輝ける大学を創りたいと考えております。

また受験生、ご支援いただいている大阪府市、国、企業、さらにはご寄付いただいた方、多くの卒業生、同窓生など、多くの皆さま方に大学は支えられているという事に感謝し、皆さまからのご期待に応えていきたいと存じます。

今後とも、ご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願いします。

公立大学法人大阪 理事長
福島 伸一